村で1日農業体験
5月初めに行ってきた農業体験の記録です。
目的は、来月行われる田植えに向けて、田んぼの整備をするため。まだ田んぼに水は張っていない状態でした。
私は 以前から農業に興味関心があったため参加してきました。今回が初めての参加です。
学生の参加者は、3回生が二人、2回生が一人、1回生が二人(私含む)でした。上回生は毎年この行事に参加しているそうです。
駅に着き、バスに揺られること数十分。山を上っていくにつれて、辺りはどんどん田舎になっていきました。人生のうちの数年はこんなところに住むのもアリだな~なんて思いながら、車窓からの景色をぼーっと眺めていました。
さて、バス停を降りてしばらく歩くと目的地到着!
目の前に広がるこの景色!うおー
天気が良くて何よりでした
いつもお世話になっているという村の方々が温かく出迎えてくれて嬉しかったです。
午前中は、土嚢に土を入れる作業をしたり、鍬(くわ)で 畑の通り道や畝(うね:土が盛り上がっているところ)を整えたり、じゃがいもを植えたりしました。
驚いたのはじゃがいもの植え方です。
芋を適度な大きさに切って(芽が出そうなところが2~3個あるように工夫しながら)、そのあと 表面を保護するように灰をつけて、土に埋めるんだそうです。
初めて知ったのでびっくりでした。
午後は、田んぼのふちを整えていく作業をしました。慣れない長靴を履いた足が重かったです。
そういえば、カエル てんとう虫 ちょうちょ、久しぶりに見た気がします。大人になるにつれ、自然に触れる機会が減ってるんだろうなと、ふと思いました。
大人になれているかどうかはまた微妙な話ですが…
振り返り
農家の方の仕事内容や大変さを 身をもって体験することが出来ました、という一番当たり前な感想はもちろんですが、
印象に残ったのは、村の方の手や肌を見て、これまで農作業に費やしてきた努力や歳月について感じさせられるものがあったということです。日焼けしていてシワがある肌こそが、農作業のやりがいや苦労を物語っているなぁ と個人的に感じました。
今回の活動を通してますます農業に興味がわいたので、また今後の活動にも定期的に参加していきたいと思います。
それから、村では人口減少に伴い「空き家の増加」「農家の高齢化」「農作業の担い手不足」が主な問題となっているそうです。
役所の方がいろいろと動きを進めているそうですが、古民家を活用した地域活性化や、後継者を増やすための取り組みなどを 今後も進めていくべきだと感じました。
ここでは 場所が特定されるような情報はあまり載せない予定なので(なんとなく)、真面目な話はここまでにします。
来月は、水を張った田んぼにいよいよ稲を植えます!がんばるぞー